外資系金融に向いている人の2つの特徴

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キャリアアップの職場として非常に魅力的な外資系金融ですが、一体どのような人が外資系金融の業界に向いているのでしょうか?

私がこれまで働いてきた外資系金融での経験をベースにまとめてみたいと思います。

 

外資系金融に向いている人の特徴

特徴1:肉体的にタフである!

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自分が所属する部門の仕事のスタイルにもよりますが、基本的に外資系金融では長時間勤務を経験することが多くなりがちです。

そのため、例え頭脳が優秀な人材であっても、肉体的にタフでなければ続けることが難しい業界でもあります。

外資系勤務の業務が長時間勤務になってしまうのにはいくつか理由があります。その一つが「時差が存在する」ということです。

 

支店間の時差による長時間勤務

外資系金融では、世界にまたがる支店間でコミュニケーションをとらなければいけません。

何かプロジェクトを進める場合、日本で話を進めるだけではなく、その他の支店の上司や関係者にきちんと調整を済ませておく必要があります。

例えば、あるプロジェクトを進めるために、日本支社の中で決裁をとった後、本店であるニューヨークから承認をもらわなければいけないとします。

大きな案件でなければメールで担当者に承認のリクエストを送信しておき、”承認した”という返信をもらえばオッケーという場合が大半です。

ただし、このようにメールのやり取りだけで終わるようなプロジェクトばかりではありません。

大きなプロジェクトともなると、メールだけでは細かいところまで内容が伝わらないことがあります。

メールではなく直接顔を見て話をした方が早くプロジェクトを進めることができるので、外資系金融の社内の重要な意思決定は電話会議で行われることが多いです。

ただし、外資系金融はグローバルに支社を持つ企業であることが一般的ですので、外資系金融ではニューヨーク、ロンドン、シンガポール、東京に各部門、各部署の責任者が散らばっています。

そのため、部門のヘッドがニューヨーク、マネージャーがシンガポール、部下が東京という体制も珍しくはありません。このようにメンバーが世界に散らばっているため、全員のスケジュールを調整しながら電話会議の日程を決めるだけでも一苦労なのですが、基本的に支店である東京の人間が夜中まで残って各国の時差に合わせることが多いです。(※これは各国の支店のヒエラルキーによっても左右されますが、東京の人間が他の支店の人間に対して時間を合わせる傾向が強いです)

そのため、どうしてもオフィスの中で長時間勤務するということが多くなります。

 

結果で評価されるフェアな文化

また、外資系金融社内のカルチャー(文化)によっても長時間の勤務が必要となることがあります。

これは外資系金融だけではなく外資系企業全般に言えることかもしれませんが、外資系金融の社内のカルチャーというのは非常にフェアです。

仕事で結果を出せば評価され、結果が出なければ評価はされません。

こうして聞くとすごくポジティブに聞こえますが、逆に言えば、結果のみが評価され、そのプロセスに至っては評価されない傾向があるということです。

仕事で結果を出すためには、当然ハードワークが求められます。

必然的に長時間勤務が多くなってしまうのも仕方ありません。

 

長時間勤務が当たり前のIBD(投資銀行部門)の仕事

これはIBD(投資銀行部門)でよくあることなのですが、IBD(投資銀行部門)のような部署は何か目に見える「物」や「商品」をクライアントに販売しているわけではなく、あくまでも助言、顧問、コンサルティングのような「サービス」を提供しています。

「サービス」というのは目に見えるものではありません。

提供するサービスの価値というのは、こちら側が決めるものではなく、あくまでもクライアントがどのように評価するかで決まってくるものです。

これを言ってしまうと身も蓋もないのですが、IBD(投資銀行部門)の仕事というのは、突き詰めていこうと思えばどこまで突き詰めてしまえるものなのです。

例えパワーポイントの資料作成でも、ロゴの大きさ、フォントの字体、フォントの大きさ、全体のバランス、カラー、こうしたディテールまでとことんこだわります。

その結果、例え深夜であっても資料の作成のやり直し、朝になってもやり直し、週末に再度修正の依頼というように、最後の最後までクライアントに尽くす働き方が当たり前となるのです。

例えば、世界でも超一流のコンサルティングファームとして知られているBCGやマッキンゼーでも同じようなカルチャーが存在します。

このように、妥協を許さない仕事を突き詰める結果、長時間勤務するということがどうしても多くなってしまうのです。

所属するポジションが投資銀行部門であれば、それが当たり前の世界です。

以上のような理由から、外資系金融というのは長時間の勤務が多くなってしまうことが多いです。

そのため、長時間勤務にも動じないような肉体的にタフな人が外資系金融に向いていると思われます。

ただし、肉体的にタフなだけであればオッケーではないのも外資系金融です。

 

特徴2:メンタルがタフである!

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外資系金融では肉体的にタフなだけではなく、メンタルもタフでなければいけません。

なぜメンタルもタフでなければいけないのか?その理由を見ていきましょう。

 

予測不能な金融マーケット

外資系金融では、その所属する部門関係なく全員が金融マーケットを相手に働くことになります。

金融マーケットの動きは誰も100%の精度で予測をすることができません。

リーマンショックのようにある日突然マーケットに予測不能な大きな動きがあることもありますし、定期的なイベント(例:アメリカの雇用統計の発表や要人の発言)などによってもマーケットは反応してしまいます。

マーケットが大きく動くと、それに対応したアクションが求められることがあります。

例えば、ディーラーやリスクマネジメントのポジションに従事している人であれば、相当神経をすり減らすような作業が必要になることもあり、精神的にタフであることが必要となります。

もちろん、フロントオフィス、ミドルオフィス、バックオフィスであってもそれは変わりません。

私自身が働いていた経験でのお話ですが、外資系金融では日々新しい問題やトラブルとぶつかります。

マーケットは日々動いていますから当然です。

何かアクシデントがあったときに動揺していては、正しい意思決定や問題解決のアクションを起こせません。

冷静に、そして、頭をフル回転させてマーケットと対峙することが大切です。

 

上司からのプレッシャー

結果を出さなければ評価されない。

それは、上司であっても同じことです。

上司の結果というのはそこで働く部下のパフォーマンスに左右されます。

そのため、上司というのは部下に対して非常に強いプレッシャーをかけてくることが多い傾向にあります。

特に多いプレッシャーのかけ方としては

「期限を決める」

ということです。

例えば、期限を決めるというのは「今日の15時までにこの資料をまとめておけ!」というリクエストである場合と「いつまでなら出来る?」と聞いてくる場合がありますが、いずれにしても答えは「Yes, I will do it ASAP」というのが無難でしょう。

「できない」という答えは著しく評価を下げる場合があります。

このような上司からのリクエストは日々の業務でよくあることですが、非常に大きなプレッシャーを感じながら仕事をする経験をすることとなります。

大きなプレッシャーを感じながらも自身のパフォーマンスをきちんと発揮できる強いメンタルを持つことが大切です。

なお、外資系金融では社内のヒエラルキーが絶対であり、自分よりも上のポジションである上司の命令は絶対です。

頼まれた依頼に対して「No」と回答をすると、自身のロイヤリティーが低いとみなされてしまい、今後の社内のプロモーションに大きく影響を与える場合があります。

注意しておきましょう。

 

社内政治からのサバイブ

外資系金融では社内のヒエラルキーが絶対です。

また、人事部ではなく部門の上司が人事権を持つことが一般的ですので、上司に対するゴマスリ、仕事のアピール、媚びへつらいというのが少なからず存在します。

外資系金融といえども、実際はドロドロの社内政治が存在することがあるということです。

好むと好まざると、このような社内政治に巻き込まれることがあります。

精神的に強くなければ、他の社内政治参加者に負けてしまうこともあります。

主張するべき点は主張する、引くべきところは引く、このようなバランス感覚を持つことが社内政治を生き残るコツの秘訣かもしれません。

 

まとめ

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以上、外資系金融に向いている人の特徴になります。

特徴をまとめてみると、

  • 肉体的にタフである
  • 精神的にタフである

この二つの要素を満たすことができると、外資系金融に向いているのではないかと思います。

もし、これから外資系金融を目指すのであれば、このあたりを意識して今の仕事の中で鍛えておくようにするといいでしょう!

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最高のキャリアアップの秘訣
転職エージェントに必ず登録するようにしておきましょう

外資系金融に転職するためには、転職エージェントの活用が必要不可欠です。私はこれまでの外資系金融のキャリアにおいて、様々な転職エージェントを利用してきました。そのおかげで、世界的に有名な外資系銀行へとキャリアアップすることができました。私がこれまで利用してきた転職エージェントをご紹介したいと思います。