外資系金融の面接で悪い印象を与えてしまう直近の仕事の退職理由

私はこれまで3社の外資系金融を渡り歩き、最後に勤務した海外の某外資系金融企業ではオペレーションのヘッドとして採用活動を担当いました。

直属の部下の採用となりますので自ら面接を担当することも多かったのですが、面接官の立場として転職希望者の直近の仕事の退職理由についてはとても注意をはらっていました。

例えばですが、どれだけ経歴が輝かしいも転職希望者であっても、退職理由が怪しい転職希望者に関してはバツをつけることもありました。

今回の記事では、このような実際の外資系金融での採用活動の体験をベースに、外資系金融の面接で悪い印象を与えてしまう退職理由について詳しく解説をしてみたいと思います。

これから外資系金融の面接を控えている人は、ぜひ参考にした上で面接に臨んでください。

 

外資系金融の面接で悪い印象を与えてしまう直近の仕事の退職理由

「上司のやり方とは合わなかった」

外資系金融では、上司の命令は絶対です。

なぜなら、部下が命令を聞かないということは、指示された業務が遂行されないことであり、会社の視点からみれば大きな損害を招くリスクがあるからです。

また、上司にとってそのような忠誠心のない部下を側においておくことは、自身のマネジメント能力の欠如を周囲にアピールしてしまうこととなり、降格やクビのリスクに晒されることにも繋がります。

そのため、外資系金融では、直属の部下を採用する際は「loyalty(忠誠心)」を重視する傾向があるのです。

直近の仕事を退職した理由が「上司のやり方と合わなかったから」ということは、暗にloyaltyに欠けている人材であることを示しているため、印象としては非常に悪いと言わざるをえません。

残念ながら、どれだけ優秀な学歴を持っていようが、どれだけ優れた経歴を持っていようが、このloyaltyに欠けていると判断された場合は採用を見送ることがあります。

注意してください。

 

「同僚とうまくいかなかった」

外資系金融の社内で円滑に業務を進めるためには、同僚との良好な人間関係が不可欠です。

”外資系”と聞くと個人プレーでも許されるような組織というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、外資系金融の社内の組織の規律は厳格に定められていて、個人プレーではなく同僚とのチームワークが何よりも優先されます。

「同僚とうまくいかなかった」ということが退職理由ということは、同僚との人間関係構築において何かしらの問題があったと認識され、また同じようなことを繰り返してしまうのではないかという懸念を招きます。

同僚とのチームワークを構築できなければ、その人がどれだけ能力が高かったとしても高いアウトプットは期待できません。

また、チームワーク構築が苦手な人を採用してしまった場合、採用した上司は既存のメンバーから著しく評価を下げてしまい、結果的には求心力を低下させてしまうこととなります。

自らが管轄する部門のマネジメントに影響が出てはいけませんので、このような人材はなるべく採用をしないようにする傾向があります。

覚えておいて下さい。

 

「ハードワークに疲れてしまった」

外資系金融というハードな職場に従事する者としては、その退職理由について一定の理解はできます。

同業他社からの転職であればなおさらです。

ですが、このような退職理由は「今後ハードに働くことは避けておきたい」という消極的な姿勢と捉えられてしまう可能性があります。

外資系金融の上位職(CEO、COO、CFO、VP、Head、Managerなど)は、エネルギッシュかつタフであることが暗黙のルールとして求められています。

「ハードワークに疲れてしまった人」を採用してしまえば、既存のメンバーに対しても何らかのネガティブな影響を及ぼし、全力で駆け抜けなければいけない案件の停滞を招くリスクがあります。

外資系金融はハードワークできる人材が好まれる傾向があるのは日々の業務がそれだけハードだからです。

ハードワークができないような人は、例え採用されたとしても業務スピードについていくことができず、結果的にクビとなる可能性が高いです。

仕事に対してQOLを求めるのは当然のことですが、外資系金融はハードワークに疲れてしまった人が羽を休めるための業界ではないことは理解しておきましょう。

 

まとめ:退職理由はオブラートに包め!

外資系金融の面接では、嘘をついてまで自身を良く見せる必要はありません。

ですが、正直すぎる回答も好ましくない結果を招くことがあります。

退職理由というのはネガティブな理由が大半だとは思いますが、それをそのまま伝えてしまうと意図せぬ悪印象を与えてしまい、面接に合格することができなくなる可能性があります。

きちんとオブラートに包み、うまい言い方を考えておく必要があります。

このあたりのノウハウについては転職エージェントに確認するといいでしょう。

最高のキャリアアップの秘訣
転職エージェントに必ず登録するようにしておきましょう

外資系金融に転職するためには、転職エージェントの活用が必要不可欠です。私はこれまでの外資系金融のキャリアにおいて、様々な転職エージェントを利用してきました。そのおかげで、世界的に有名な外資系銀行へとキャリアアップすることができました。私がこれまで利用してきた転職エージェントをご紹介したいと思います。